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ポーカーのドンクベットとは?メリットは?ダメな理由を解説!

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ポーカー
この記事は約7分で読めます。
この記事でわかること

①ドンクベットとは?
②ドンクベットのメリットとは?
③相手のドンクベットを対策し咎める方法

「ドンクベット」聞いたことがありますか?

ドンクベットを簡単に言えば、「下手なベット」です。

リンパ―
リンパ―

「ドンク=まぬけな」+「ベット」で「ドンクベット」
これで「下手なベット」という意味です。

ドンクベットは「下手なベット」負けに直結しますし、ポーカーにおいて(基本的に)損です。

しかし、どんなベットがドンクベットなのでしょうか?

というわけで今回は、


「ドンクベットって何?」
「上手にベットできるようになりたい!」



という悩みを解決するために「ドンクベット」について丁寧に解説します!

オンラインの大会(PokerStars)で1位になったときの写真です!

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ドンクベットとは何か?

ドンクベットは「下手なベット」すべてを指したポーカー用語です。

言い方を変えれば、「基礎から外れたベット」とも言えるでしょう。

リンパ―
リンパ―

「基礎からずれる=失敗になる」場面が多いですから。
基礎はポーカーでも大切!

じゃあ、どのようなベットが基礎から外れた下手なベットなのか?

色々なドンクベットがありますが、たった1つ「これだけ抑えて!」というドンクベットがあります。

「ドンクベット」と呼ばれるベットはこれです

オリジナルレイザーが
アグレッシブプレイヤーより
先にベットをすること

用語解説

オリジナルレイザー
→最初にチップを賭けてレイズしたプレイヤー

アグレッシブプレイヤー
→積極的にベットやレイズを行うプレイヤー

なぜ、これが「ドンクベット」なのか?

ドンクベットは、上で紹介したベットのことを言います。

なぜ、オリジナルレイザーやアグレッシブプレイヤーより先にベットやレイズをしてはいけないのでしょう?

これから解説していきますね。

ドンクベットを具体例で解説します

具体的なシチュエーションで、ドンクベットとは何か?理解していきましょう。

リンパ―
リンパ―

理解できなかったら、下の画像を見てほしいです。
それだけでも、ドンクベットの理解は可能だと思います!

ドンクベットの具体例

①プリフロップでBTN(ディーラーボタン)まで全員フォールド
②BTNがレイズでゲームに参加
③SB(スモールブラインド)のあなたがコール、BB(ビックブラインド)がフォールド
④BTNのプレイヤーとSBのあなたがフロップへ
⑤フロップでSBのあなたがBTNより先にベット

ドンクベットを具体例で解説しますPart2

上の画像で、BTNがオリジナルレイザーでしたよね?

SB(スモールブラインド)のあなたは、オリジナルレイザーのBTNより先にベットしました。

このように、「オリジナルレイザーより先にベットするのがドンクベット」です。

リンパ―
リンパ―

なぜ、オリジナルレイザーより先にベットをするのが良くないのか?
もっと詳しく解説するよ!

オリジナルレイザーより先にベットすると、ドンクベットになる理由

先ほどのシチュエーションから、考察できる状況を整理します。

状況を整理する

①ゲームの主導権→レイズしたBTN
②BTNのハンドの強さ→不明

オリジナルレイザーはBTN。

リンパ―
リンパ―

この状況であなたがベットするのは、それなりの「理由」があるはず。
オリジナルレイザーより前にベットをする理由を整理しましょう。

フロップであなたがベットするパターンは、次の2つです。

ドンクベットのパターン

①ブラフのベット
②バリューベット(ハンドが強い場合の純粋なベット)

どちらの場合も、基本的には悪手=ドンクベットです。それぞれ解説しますね。

ドンクベット①ブラフのパターン

まずは、オリジナルレイザーより前にブラフを打つ場合です。

私がSBの時の思考回路を書きます。

ブラフでベットする際の思考回路

あなたのアクションの後に、BTNのプレイヤーがアクションをしますよね。

確認しておきたいのが、BTNのプレイヤーはプリフロップで「レイズ」をしていることです。

要は「自分は強いよ~」アピールをしているわけです。

そのアピールが嘘か本当かは不明。ブラフの可能性もあります。

とはいえ、「自分強い」アピールしている人にブラフを仕掛けるのはリスクが大きすぎます。

よって、この場合は様子をみてチェックが適切。

ドンクベット②バリューベットのパターン

今回はブラフではなく、あなたのハンドが強い場合のベットを考えてみましょう。

私がSBの時の思考回路はこちら。

バリューベットするときの思考回路

SBのポジションで、しかも強いハンドが来た。

しかし、相手もプリフロップでレイズをしています。

ということは「相手も強い」可能性があるわけです。相手を信じる場合、相手のハンドは、

相手のハンドレンジ

①ポケットペア
②A+絵札
③絵札+絵札

この3つ、強いハンドである可能性が高いです。
(相手のプレイスタイルにもよりますが)

つまり、自分のハンドと似ているわけです。自分が強いときは、相手も強い。

ペア同士の対決になるなら、

①ペアのランク対決
②キッカー対決
(役が完成しているカード以外のトランプの数の強さで勝負)

となります。この勝負に勝ち切れるか否かは、相当に怪しい。だからチェックで様子見。

上のパターンでは、相手が強い場合を想定しました。相手を信じてみたわけです。

一方で、相手BTNのレイズを「ブラフ」と想定してみましょう。

相手がブラフを打った場合、こちらがベッドすれば勝てるでしょう。

ブラフの場合は相手のハンドは弱いのですから。

実際のゲームでは、相手のベットがブラフだと確信できる場面が少ないです。

そこで、ここはスロープレイの出番です。

ゆったりプレーすることで相手のミスを誘い、多くのチップを獲得するテクニックです。

相手がさらにブラフを打って、より多くのチップを獲得できる可能性があります。

ゆったりプレイする方針なら、ベットよりチェックが良いですよね。

だからチェックで様子見します。

だから、ベットはしません。オリジナルレイザーがいる時はチェックで回すのです。

リンパ―
リンパ―

オリジナルレイザーいる時のベットが、ドンクベットになる理由。
丁寧に解説したけど、理解できたかな?

ドンクベットにもメリットがある?

ドンクベットは「下手なベット」ですが、それを逆手にとった戦略もあります。

上級者は「あえて」ドンクベットをすることもあります。

リンパ―
リンパ―

これも具体的なシチュエーションで考えよう!

ドンクベットを戦略的に使いこなす

あなたのポジションはBB(ビックブラインド)で、プリフロップのハンドは99だとしましょう。

プリフロップでは、BTNまでフォールド。

BTNのプレイヤーは3倍でレイズして、BBのあなたがコールしました。

フロップに参加するのは、BBのあなたとBTNの相手プレイヤーです。

フロップで落ちたカードは、246。数字が小さいローカードが落ちた現状をまとめましょう。

具体例から状況を考察する

状況

①レイズしたBTNは、ローカードが落ちたフロップで役が完成したとは考えにくい

リンパ―
リンパ―

BTNはプリフロップでレイズしたから、想定されるハンドレンジは、

相手のハンドレンジ

①ポケットペア
②A+絵札
③絵札+絵札

です!


②つまり、フロップ時点では99を持つBB(あなた)も勝てる可能性がある
③しかし、ターンとリバーで絵札やAが落ちるとBTNに逆転されて負ける可能性がある

BBであるあなたは、逆転される可能性があるためフロップの時点で勝ち切りたい。

そこで、オリジナルレイザーのBTNより先にBBでベットをします。

これにより、BTNのプレイヤーがフォールドする可能性が上がります。

このように、意図的にドンクベットを行うことも想定できるわけです。

ドンクベットを戦略的にするタイミング

「逆転される可能性があるとき」に戦略的にドンクベットをしましょう。

相手に逆転される可能性があるときは、速めに決着をつけたい。

だからドンクベットで相手を降参させにいきます。

リンパ―
リンパ―

ただ、あくまでテクニックの1つだよ。
毎回やっていたらダメ!

結論:ドンクベットと上手に付き合おう

ドンクベットは一般的には悪手です。

上で解説したように、論理的に考えれば「合理的ではないベット」なので、損をする可能性が高まります。

しかし、上手に使えば時には勝率を上げる立派なテクニックにもなります。

頭を使って上手にドンクベットと付き合いましょう。

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リンパ―
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