
ポーカーでは順番が来ると「アクション」を行うことになります。例えば、
①フォールド
②チェック
③ベット
④レイズ
⑤コール
⑥オールイン
これらのアクションです。ただ、「どんなアクションをすればいいんだろう?」と思う方も多いのでは?
今回はそんなポーカーのアクションについて、
・アクションの意味
・アクションをするべき状況
を徹底解説します!
オンラインの大会(PokerStars)で1位になったときの写真です!
フォールド
フォールドは簡単に言えば「降参」です。チップを賭けず、ゲームからは降りるという意味です。
フォールドした瞬間、そのゲームには
参加できなくなります。
相手に負けていると思えば、ゲームに参加する意味がなくなるのでフォールドします。一番簡単なアクションですね。
トーナメントや強いプレイヤーと戦う際には、「自分が強い手札を持っていても冷静にフォールドできるか?」がキーポイントになります。
冷静にフォールドすることが大切です。
フォールドするタイミング
簡単に言えば、「負けていると思ったらフォールド」これでOKです。コツは特にありません。
フォールドしたら
そのゲームには
二度と参加できません
この点だけ注意して、フォールドしてください。つまり、フォールドしてしまったら、最終的なハンドで勝っていても「負け」です。
チェック
チェックは簡単に言えば「様子見」です。チップを賭ける量は増やさず、ベットをします。
自分より前のプレイヤーがチップを賭けていないとき、または自分と同等の額のチップを賭けているプレイヤーがいるときに使うアクションです。
例えば、自分の前にアクションするプレイヤーが100ドルベットしたら、同じく100ドルをベットする。これがチェックです。
フォールドと違うのは、「降参」ではないということ。あくまで様子見で、同じ量のチップをベットすることで、ゲーム続行の意志は見せています。
様子見なので、アクションとしては
非常に弱気です。
弱気に見せておいて、相手を釣る罠の役割を果たすこともありますが、基本は多用しないアクションですね。
相手に弱みを見せたくないからです。特に私は使いたくないですね。
チェックするタイミング
①そこまでハンドが強くない
②自分を弱く見せたい(相手を騙す)
③とりあえずの様子見
上述のように、私はチェックを多用しません。
自分の強さを
主張できないから
要はチェックって、「勝ちに行く行動」ではないんですよね。自分から良さ、ポイントを奪いに行く行動ではない。
とりあえずの様子見って意味が強いです。「あなたに主導権を譲りますよ」というメッセージ。
これを逆手にとって、相手を騙すこともできます。「私は弱いよ~」→「実は強いよ!」って感じ。
ただ、ベットやレイズよりも慎重に使わないと、主導権だけ握られて勝率が落ちる可能性もあります。注意!
ベット
ベットは簡単に言えば「勝負」です。チップを賭けることですね。
ベットする価値のある手札
=そこそこ強い?可能性
チェックに比べ、強気な行動になります。勝ちに行くアクションと言えるでしょう。
私がゲームに参加するときは、基本ベットから入ります。チェックは90%使いません。
勝負するからには強気に立ち回って主導権を握りたいし、ベットすることで相手がフォールドする可能性もあります。
ベットするタイミング
①強いハンドのとき
②主導権を得たいとき
③相手を降ろしたいとき(ブラフ)
ベットは「勝ちに行く」行動です。自分の強さを主張し、積極的にチップを得ようとする行動です。
負けてしまったら、賭けたチップ分を損をしてしまうリスクある行動とも言えます。
ただ、このリスクを承知で勝負しなければポーカーで勝つことは難しいでしょう。
勝てるポーカープレイヤーは、適切なタイミングでリスクを取るものです。
適切なタイミングでベットしましょう。
レイズ
レイズは簡単に言えば「俺強いよ」宣言です。チップを賭ける量を増やして、ベットをすることです。
賭けるチップの量を上乗せしているため、相当強気なアクションになります。レイズしたプレイヤーは強いハンドを持っていると思ってよいでしょう(ブラフの可能性もあります)
また、レイズされた額にさらにレイズするのを「リレイズ」と言います。
レイズするタイミング
①強いハンドのとき
②主導権を得たいとき
③相手を降ろしたいとき(ブラフ)
基本的にはベットと同じですが、レイズはさらに強気です。よって、ベット以上にリスクを背負う行動でもあります。リスクは大きいですが、勝った時のリターンも大きいです。
勝てると思った時にレイズをするのが基本です。相手をビビらせてフォールドさせる「ブラフレイズ」もありますが、初心者の方にはむずかしいかもしれません。
ただし、レイズしないと勝てない場面が多いのも事実。状況を見極めてレイズをしましょう。
コール
コールは簡単に言えば「とりあえず続行」です。ベットされた額と同じ額を賭けてゲームを続行することです。
基本的には弱気なアクションだと認識されています。
自分のハンドが強ければ、
レイズするはずです。
レイズせずにコールするということは、レイズするほど強くないということです(ブラフの可能性もありますが・・)
一概には言えませんが、基本は無難なプレーと思ってもらって構いません。「無難=良い」ではありませんので、注意。
コールする場面
①中途半端な強さの時
②ベットしたら獲得チップ量が減るとき
私はトーナメントやキャッシュゲームで、コールを多用しません。
自分の強さを
主張できない
チェックと同じ理屈です。積極的に良さを求めに行くアクションではありません。テーブルに参加するからには、自分が主導権を握ってゲームを進めたいですよね。
あえて弱く見せて相手を騙す手法もありますので、一概に悪手とは言えません。とはいえ、多用するアクションではないですね。
オールイン
自分の持っているチップを全額賭けることです。ポーカーというトランプゲームにおいて最強の攻撃です。
相手がオールインしてきたら、ほとんどの場合は強いハンドです。慎重にプレイすることをお勧めします。オールインの場面はだいたい、
①単純にハンドが強い場合
②自分の持つチップ量が極端に少なく、普通のプレーをしていたらジリ貧な場合
上の2つの場合がほとんどです。②に関しては、下記の記事で詳しく解説しています。
①に関してはオールインでも良いのですが、「スロープレイ」という戦略もあります。相手のミスを狙う戦術です。
アマチュアもプロも採用するくらい有名です。下の記事で解説しています!
オールインするタイミング
①絶対に勝てるとき
②オールインしないと勝てないとき
③仕方なく
とりあえずオールインは最強の攻撃です。一方で、負けたら全財産を失うので、タイミングも限られます。
自分が勝てると思ったとき、それもオールインすることで獲得できるチップが最大になるときのみ、オールインが最適解になります。
また、オールインは消極的な理由でも行うアクションです。オールインしないと勝てないときや、ポットコミットの状態だとオールインです。
既にポットに多くのチップを賭けていて、ゲームから降りることができない状態を「ポットコミット」といいます。この状態のプレイヤーはフォールドしません。「引くに引けない」状態。
結論:アクションの特性を捉えて強くなろう!
以上がアクションの解説になります!
各アクションの具体的な行動、その意味を説明しました。アクションの意味を知ることは、相手のプレーを知ることと同義です。
アクションの特徴を知って、強くなりましょう!
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