
ポーカーのトーナメントは、キャッシュゲームと異なる点がいくつかあります。
①非常に安定している
②レートと実力で稼げる額は決まる
③一撃性はゲームの流れによる
①やや不安定
②ラッキーパンチがあり得る
③一撃で稼げる額は大きい
キャッシュゲーム(通常のゲーム)では、
・同じ相手
・同じレート
・同じ場所
で長時間ゲームを続けます。始めるときも、やめるときも自分次第。
一方、トーナメントはキャッシュゲームとゲームフローが違う点が多々あります。
大会優勝経験のある私が、トーナメントの流れと戦略を解説します。
トーナメントの流れ
①エントリー
②ポーカーをプレイ
③大会終了
チョーざっくりと流れを解説すると、上のようになります。
大会にエントリー
まずはトーナメントに参加することから始めましょう。
カジノハウスでも、オンラインでも、何かしらの方法でエントリーをします。
キャッシュゲームは自分の気分で、いつでもゲームを始められますが。
流石に大会では無理です。まずは大会参加費をはらって、エントリーです。
テーブルに座り、プレイ
大会が始まったら、いよいよポーカーをプレイします。
プレイする人数や時間等は大会のレギュレーション(規則)によって変わるのですが、基本的な流れはだいたい一緒です。
キャッシュゲームとの違いを踏まえつつ、解説していきます。
戦うテーブルは選べない場合もある
キャッシュゲームと違う点、1つ目。
特にオンラインでのトーナメント、小規模だとテーブルが選べない場合が多い気がします。
テーブルが選べない場合、いきなり強いプレイヤーとの戦いになってしまう可能性があります。
キャッシュゲームであれば、弱いフィッシュを狙い撃ちできるのですが、テーブルを選べないと対戦相手は運ゲーです。
途中でテーブルが変わる
トーナメントでは、途中でテーブルが(ほぼ)変わります。
というのも、トーナメントは脱落するプレイヤーがいるため、参加人数がだんだんと減っていくからです。
人数が減ったテーブルでプレイを続けることは困難ですから、勝ち残ればテーブルを移動することになります。
レートが変わる
キャッシュゲームでプレイ中にレートが変わることは100%ありえません。
しかし、トーナメントでは一定時間ごとにレートが高くなっていきます。
これは単純に、プレイヤーを脱落させるためですね。
キャッシュゲームと同じ感覚でプレイしていると、ステークスが高くなって強制的に脱落する可能性があるので注意を!
2~3日間ある大会も!
大規模なトーナメントでは、2~3日に分けて大会が進行されるものも存在します。
1日目が予選、2~3日目がメインイベントといった感じです。
当然、長時間の大会では昼休憩があったり、ディナーがあったり。
ポーカーは長期戦なのです。
大会終了
途中で脱落するor最後まで勝ち残り、大会は終了します。
順位によって、賞金をもらいます。もちろん、序盤で敗退してしまった場合は賞金が出ません。
優勝しなくてもOK?
「トーナメントで優勝」これが一番ベストです。誰もが目指す場所でもあります。
ただ、優勝にこだわる必要はありません。賞金が出る順位まで生き残れば、プラス収支ですからね。
なお、賞金が出る順位まで生き残り、賞金が確定することを「インマネ」と言います。
優勝を目指して、賞金を逃してしまうと意味がない。まずはインマネを目標に頑張ってみるのも良いでしょう。
序盤で負けても…?
なお、大会には負けたとしても、もう一度エントリーできる「リエントリー」という制度があります。
もちろん、リエントリー制度がないトーナメントもありますし、そもそも1回の参加で賞金を獲得できるのがベストですがね。
何回か参加できることで多少保険になります。
再度エントリー手続きをするため、2回参加費を払う必要があります。
リエントリーするからには、上位に残らなければマイナス収支が確定です。
トーナメントで勝つためには?
以上がトーナメントの流れでした。
ここから先では、
①大会特有の戦略
②賞金獲得のためのテクニック
を紹介していきますが、内容量が膨大で記事内に収まりませんでした。
次の記事で紹介していきますね。トーナメント優勝者のテクニックを、余すことなく盗んでください!
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