
ポーカーのターンでは、テーブルに4枚目のカードが開かれます。フロップの後に行われるフェーズです。
「フロップ?何それ?」と言う方はこちらの記事で詳しく解説しています。
ターンはポーカーの中でも重要な局面で、テーブルの流れが一気に変わる場面でもあります。この流れを読み切らないと、ミスしてしまうことも・・・
ターンとは何か?どのようにアクションすればよいのか?詳しく解説してきます。
オンラインの大会(PokerStars)で1位になったときの写真です!
ポーカー用語「ターン」とは?
ターンとは、4番目のコミュニティカードがオープンされたときのベットタイムのことを言います。

専門用語多すぎぃ!
という初心者の方は、とりあえず「テーブルで4番目のカードが開かれたとき」と覚えておけばOKです。
このラウンドで、役を作る7枚のカードのうち6枚がオープンされることになります。オープンされるカードは残り1枚ですので、大体のハンドは既に判明しています。
既に大勢は決しているわけで、冷静な判断でアクションをすることを求められます。
基本は「アグレッシブ」「勝ち逃げ」戦略
ここで、ターンの基本方針を確認します。簡単に言えば、
①アグレッシブに
②ターンで勝ち逃げ
これを基本方針とします。
アグレッシブにベットやレイズ
ターンでは、アグレッシブにプレーすることが大切です。ベットやレイズを駆使して、相手に自由を与えない。プレッシャーを与えましょう。
ターンで弱気にプレイすると、こんなにデメリットがあります。
①他プレイヤーに主導権を握られる
②ブラフを仕掛けられる可能性がある
③最大限チップを得ることができない
アグレッシブなプレイで勝ち逃げの戦略を取ることが、ターンでは基本戦略になります。
トーナメントやキャッシュゲームなど、緊張した場面では特に有効です。
ターンで勝ち逃げを狙う
強いハンドを持っていたら、アグレッシブにアクションしましょう。そして、ターンで決着をつけましょう!
ターンで決着をつける理由は単純で「逆転されたくないから」です。上で説明した通り、ターンはハンドを作る7枚のカードのうち、既に6枚がオープンされています。
残り1枚で逆転される可能性があるので、ターンで決着をつけたいのです。
複数人を相手にするときはなおさらアグレッシブにプレイして、フォールドさせましょう。
複数人のプレイヤーを相手に戦うと、考えることが複雑で嫌なのです。ゲームに参加する人数は減らした方が勝ちやすいのです。
勝てるときに勝つこと。勝ちやすい状況を作ること。これがポーカーの必勝法です。
怖いカードが落ちた時
ターンでは、自分にとって好ましくない=相手のハンドが強くなる可能性があるカードが落ちる可能性があります。
そのようなカードをスケアカードと言います。スケアカードがテーブルに落ちた時は、素直に主導権を手放し、相手のアクションを観察しましょう。
自分から積極的に動くのも悪くはないですが、やめておくのが安全です。スケアカードで逆転されて、ボロ負けする可能性があります。
相手に自由を与えてでも、傷口を防ぐ。負けないようなプレーをする。
リスクマネジメントを意識しましょう。
自分のハンドが強くなったら?
一方で、自分のハンドが強くなったときはアグレッシブにプレイするのが基本です。
ハンドが強くなったら、ベットやレイズを駆使してポッドにチップをためましょう。相手がフォールドしてもOKです。
一方、ポッドにチップをためるテクニックとして「スロープレイ」があります。あえてチェックやコールなどの弱気なプレイをする戦術です。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
セミブラフを活用する

今は弱いけど、あと1枚で強い役が完成する
あと1枚、ハートが来たらフラッシュだ!
そういったときは、セミブラフを利用するのが効果的です。
セミブラフとは?
普通のブラフは、弱い手札でブットやレイズなど強気なアクションをすることで、相手をフォールドさせてチップを得るテクニックです。
普通のブラフは弱い手札ですが、セミブラフでは「あと1枚で役が完成する」「中途半端な強さ」の時に使います。
①あと1枚で役が完成するから、粘りたい。
②でも、完成しなかったら弱いハンド
→ハンドが完成するまで粘る+完成しなかった時のリカバリーを考えて、ブラフを打つ。
ハンドが完成したらOKで、完成しなくてもブラフで相手をフォールドさせれば勝ち!
以上のように、一石二鳥の戦略がセミブラフです。アグレッシブにプレイするなら必要な戦術と言えるでしょう。
①相手が弱気な態度を見せた
②ターンでアウツが増えた
③ブラフが通用する状態であること
初心者の方は、まず上の3つのタイミングで理解しましょう。
結論:基本強気、時々弱気
ターンでの戦略は、
基本強気、時々弱気
これが本当に大切です。
強気のポーカーで勝率アップを目指しましょう!
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