
ポーカーには「プリフロップ」と呼ばれる、各プレイヤーにトランプカードが2枚配られる時間があります。詳しくは下記の記事をどうぞ!
初めに配られたトランプ2枚だけでアクションするプリフロップ。難しいですよね。
そこで、プリフロップで、
・ハンドレンジは?
・ポジション別の立ち回りは?
・具体的に何をすれば良いの?
これらを解説します!
オンラインの大会(PokerStars)で1位になったときの写真です!
プリフロップとは?
プリフロップはポーカー用語で、1番最初のベットラウンドのことを言います。
ポーカーでは、1番最初にディーラーが各プレイヤーにカードを2枚配ります。その配られた2枚でベットするのが、プリフロップとなっています。
プリフロップは、そもそもゲームに参加するか否かを決める重要な局面です。
たった2枚のスターティングカードで、相手のハンドやもある程度推測する必要があります。
ゲームに参加するときはレイズが基本!
突然ですが、ここで一つ大原則を。
ゲームに参加する際は、レイズで参加するのが基本です。
①威圧感
②相手に負担を強いる
③勝った時のチップ量増加
④ゲームの主導権が握りやすい
⑤相手のハンドの強さが判別しやすい
レイズのような強気なプレーをすることで、上記のメリットを得ることができます。
一方で、デメリットがあるのも事実です。
①負けた時の負担増加
②リレイズされると苦しい
コールやチェックでリンプインするのも悪くないですが、できる限りベットやレイズでゲームに参加しましょう。
具体的には、ブラインド額の3倍を目安にレイズしましょう。
プリフロップ解説~UTG編~
ポジションを把握できていない方は、まずこちらを。
アンダーザガンでのプレー戦略は超単純で、
「強いハンド以外はフォールド!」
これだけです。強いハンドは具体的に、
・AA~TT(10が2枚)のポケットペア
・AKs~AJs、AK、AQ
これくらいかな…正直、人によって異なります。上に書いてあることがよくわからない方はこちらを
アンダーザガンはポジションが悪いので、弱い手札で参加したくないのです。
だから、強い手札のみ参加します。ほとんどはフォールドです。
これは私のプレイスタイルが、タイトアグレッシブな影響もあります。
ルーズな戦略を取るプレイヤーなら、想定されるハンドレンジはもっと広くなります。
ここに書いてある情報は、トーナメントに優勝した自分が自信をもって提供していますが、人によってポーカーの正解は違います。
プリフロップ解説~EP編~
アーリーポジションも簡単で、
「アンダーザガンと同じ基準or少し緩くする」
これで大丈夫です。正直、このポジションで積極的に参加したくはないです。
ポーカーは良いポジションでプレーしてこそ、です。悪いポジションで無理をする必要はありません。
プリフロップ解説~MP編~
ミドルポジションになると、少し立ち回りに幅が出てきます。
上述した強いハンドはもちろん参加するとして、
・AA~88のポケットペア
・T9までのコネクター
・T9までのスーテッド
・中くらいの数字のスーテッドコネクター
等々、様々なハンドで参加します。もちろん、時と場合によりますが…
ミドルポジションからブラフするのもアリです。積極的に立ち回れるようになります。
プリフロップ解説~HJ、CO、BTN編~
レイトポジションでは強気に立ち回りましょう。
何故か?あなたはポーカーにおける最強のポジションでプレーできるからです。
・すべてのポケットペア
・87までのコネクター
・87までのスーテッド
・中くらいの数字のスーテッドコネクター
・その他、勝てそうなら参加する
このポジションでどれだけチップを稼げるか?これがポーカーのターニングポイントだと思っています。
プリフロップ解説~SB、BB編~
ブラインド額のチップを払うポジションは苦労します。
強制的にチップを払わなければなりません。負けたら損です。ただ、ポジションは不利。
ぶっちゃけると、9割は捨てます。勝負をあきらめます。
①EPと同じハンドレンジで参加
②チェックできる場面はチェック
③勝負するならプリフロップで勝負を決めろ
このポジションはプリフロップに限り最強です。勝負するならプリフロップまでに決着をつけましょう。
そして、チェックできる場面はチェックでやり過ごす。当然、強いハンドを持っていたら積極的なアクションを。
かなり難しいポジションですが、何度も実践をこなして慣れましょう!
結論:ほとんどは「時と場合」
以上、解説をしてきました!
一応の基準は示しましたが、ほとんどは「時と場合」
相手のプレースタイルや直近の行動、自分のプレー履歴に左右されるものです。
大切なことは、その場に応じた状況判断。その基準になればいいなと思っています。
ポーカーの勝率アップを目指しましょう!
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